公社だより

第3回定時社員総会開催される(2016年06月)



  去る6月3日(金)福島市「杉妻会館」において、ふくしま緑の森づくり公社の第3回定時社員総会が開催されました。まず、畠利行理事長より「『緑の森づくり新生プラン』に基づき更なる経営改善に努めることはもとより、ふくしま森林再生事業や復興用資材の生産・出荷などを通して本県林業の復興を支え、緑豊かな森林を次世代に引き継いでいけるよう、しっかりと取り組んでまいります。」と挨拶がありました。

 また、来賓を代表して、日本政策金融公庫仙台支店農林水産事業統括三村嘉宏様からご祝辞をいただき、天栄村の添田勝幸村長を議長に選出して議事に入り、平成27年度の事業報告及び決算の承認、平成28年度の賦課金の徴収、役員の選任など合計4議案についての審議が行われ、原案どおり承認されました。

挨拶する畠利行理事長


 平成27年度においては、林業関係団体等との連携を図りながら、計画目標達成に向けて健全な森づくりと予算の効率的な執行に取り組みました。

 主な事業実績については、以下のとおりです。

 ①「効率的な森林整備と森林再生への取組」については、保育間伐を中心とした施業の重点化を図り、森林の再生に向けて市町村等の支援を受けながら、中核となって効果的に造林地の再生に取り組みました。②「木材生産販売対策の推進」については、木材市場での委託販売や指名競争入札による土場売りを行うなど、 積極的な木材販売に取り組んだ結果、販売額が前年度の2倍以上の約 5,460万円となりました。③「分収造林契約変更の推進」については、「分収割合の変更」は進捗率が 66.0%に留まったものの、「契約期間の延長」の進捗率は 85.5%となりました。④「普及・啓発活動の展開」については、林業関係団体等との連携を図りながら、公社造林地を活用した現地研修会等を開催し、施業技術等の習得や向上等に取り組みました。

 平成28年度は、保育事業では間伐を中心に 690haの森林の整備や 12,800mの作業路開設・補修など 約34,600万円の事業を実施することとしております。

 引き続き、森林整備を通じて森林の再生や森林の公益機能の増進に全力で取り組んでまいりますので、御理解と御協力をよろしくお願いいたします。


○第3回定時社員総会議案等

 議案第1号 平成27年度事業報告及び決算の承認について

 議案第2号 平成28年度賦課金の徴収について

 議案第3号 役員の選任について
 議案第4号 常勤役員報酬額等の総額について

 報告第1号 平成28年度事業計画・収支予算等について
 報告第2号 社員総会の決議の省略について

 報告第3号 東京電力原子力発電所事故に伴う立木損害賠償の請求に係る合意について

















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