公社だより

第13回定時社員総会を開催(6月15日)(2026年06月)

公益社団法人ふくしま緑の森づくり公社



 去る6月15日(月)福島市の「杉妻会館」において、ふくしま緑の森づくり公社の第13回定時社員総会を開催しました。


 はじめに、佐藤 宏隆 理事長から、「当公社におきましては、『第3次緑の森づくり新生プラン』に基づき、施業の重点化を図り、効率的な森林整備を積極的に展開しております。また、将来にわたって持続可能な森林管理を実現するため、J-クレジット制度を活用した新たな収入源の確保にも取り組んでおります。引き続き、市町村や関係団体の皆様と連携しながら、森林整備を適切かつ着実に推進していくとともに、間伐材の積極的な販売などによる経営の安定化に取り組んでまいります。」と挨拶がありました。

 次に、川俣町の藤原 一二 町長を議長に選出して議事に入り、令和7年度の事業報告及び決算の承認、令和8年度賦課金の徴収など4議案についての審議が行われ、原案どおり承認されました。


 令和7年度の主な事業実績については、以下のとおりです。



  1. 1.効率的な森林整備と森林再生への取組
     有利な補助事業を最大限活用し、利用間伐を含めた施業の重点化を図ることにより必要な事業を実施し、効率的な森林整備に努めました。

  2. 2.木材生産販売対策の推進等による収入確保
     路網の整備やストックヤードの確保による搬出コストの低減を図るとともに、木材需要情報の把握に努めながら、木材市場での委託販売や山土場での買受申込みによる販売など、積極的な木材販売に取り組みました。
     また、令和6年度に登録となったJ‐クレジットのプロジェクト計画書に基づきモニタリング調査を実施するとともに、新たに天然林(保安林)の追加申請を行いました。

  3. 3.分収造林契約変更の推進
     引き続き専任の担当者を配置して契約者との交渉を行いました。
     その結果、分収割合の変更につきましては3件、契約期間の延長については1件の同意が得られました。

  4. 4.普及・啓発活動の展開
     林業労働災害の未然防止を図るため、県等と連携して、伐倒作業における留意事項等について現場指導を実施し、また、林業の人材育成を担う「林業アカデミーふくしま」の研修フィールドの提供や伐採現場の見学などの情報提供を行いました。

  5. 5.市町村との連携による森林経営管理制度への挑戦
     社員市町村による森林経営管理制度の取組状況について情報収集を行い、公社造林地に近接した区域においては、効率的な森林整備や路網整備に向け、関係町村と連携して計画を進め、令和8年度から事業に着手することとなりました。

  6. 6.ICT技術、新たな施業技術の活用
     航空レーザー計測データを元に計画的な森林整備や路網整備を行ったほか、地上型3Dレーザー機器を用い、毎木調査等に積極的に活用して、森林資源情報の精度向上や作業の効率化に取り組みました。


 令和8年度は、354haの森林整備や31,834mの作業路開設など、事業費は約4億2,200万円の予定です。引き続き関係団体等との連携のもと健全な森づくりに努めてまいりますので、御理解と御協力をよろしくお願いいたします。


※当公社の概要、第3次新生プラン等については、当公社HPで公表しております。
(URL: https://www.fuku-rin.jp


挨拶する佐藤理事長

地上型3Dレーザー機器による森林資源調査(南会津町)

Page Top